初めて転職をしようとした時に何から始めたら良いか、どう進めて良いかわからないことが多く、とりあえず良さそうな企業や求人を調べるも、途中で熱が冷めてしまう人も多いのではないでしょうか?
本記事では、転職に慣れていない人に向けて転職の進め方についてとスタートアップ転職方法について紹介しようと思います。
初めての転職活動の進め方
全体の流れとしては下記の流れで進めていくことになるかと思います。
- 自己分析・情報収集
- (エージェントに相談)
- 履歴書・職務経歴書作成
- 求人応募
- 選考
- 内定
- 退職、転職
一番最初に自己分析や情報収集の作業では自分の現在地(経験とスキルの整理)と何を求めているかを考え、仮説を立てることがおすすめです。ただ、面接や選考を進んでいく中で、気づくことは多分にあるため、この作業は繰り返し行うことが肝心です。
また、転職活動で求人応募を躊躇する方も多くいますが、気になったら応募、選考をしてみるのは個人的にはおすすめです。なぜなら、内定を受諾するまでは転職活動を進めても辞退可能だからです。
転職活動を始める動機は「現職が辛い、倒産した、キャリアップのため」など人によって様々ですが、大半の人は転職する必要が出てから活動を開始するのではないでしょうか?しかしそれでは一定期間で転職活動を終える必要があるため、転職者側が切羽詰まって交渉で不利になりやすくなります。交渉は余裕がある方に有利になりやすいので、転職で買い叩かれないためには、必要に迫られてから転職活動するのではなく、私は常に転職のアンテナを張っておき、気になった求人やオファーがあれば話を聞いてみるようにしておくのが肝心だと考えてます。
後続ではスタートアップへの転職方について紹介していきます。
ちなみに転職全般の考え方はこちらの本がおすすめなので、リンクを貼っておきます。
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スタートアップへの転職方法
スタートアップへの転職方法は大きく次の5つ方法があると思います。
それぞれの方法についてとメリット・デメリットについて説明します。
社長or会社に直接連絡・応募
もし、ここで働きたい!という唯一無二の企業であれば、会社の採用ページや連絡先から直接応募するというのは有効的な方法です。
アーリー期のスタートアップであれば、エージェントや媒体に掲載していないことも多々あり、リファラルをメインで採用していることがあります。その中で、直接応募があれば印象に残りやすいです。また、わざわざ応募してくるという時点で熱量を感じるので話が合い採用となるケースも多い印象です!
一方良くも悪くも印象に残りやすいため、断りにくいというデメリットがあります。また、採用ページだと報酬が応相談となっているケースも多く、自分の市場価値を見極めていないと条件交渉が難しいかもしれないです。(低条件で雇われるリスクがあります)
SNSやマッチングサービスを利用
SNSやマッチングサービスを利用する方法はシード期、アーリー期のスタートアップにジョインしたい方にはおすすめです!
特にシード期だと構想段階でまだお金をかけれず、身内や無料で人を探す手段を取ることが多いため、SNS等で知り合って、軽いランチくらいから始まり徐々に立ち上げに携わってくという流れになることもあります!
デメリットとしては1つ目と同じですが、起業家側も分からないことばかりだったりもするので、条件交渉が難しかったりジョインした後も環境が整ってないことが多いです(スタートアップどこもそうですが。。)
ちなみにおすすめなサービスはこの辺りです!特に個人的なおすすめはocosbaです!笑
リファラルで紹介してもらう
リファラルはアーリー期のスタートアップにジョインするのにおすすめな方法です。シード期では起業家が直接オファーしたメンバーが中心になりますが、少し進みメンバーを拡大するタイミングには中心メンバーからのリファラルになることが多いです。
アーリー期スタートアップの経営者としてもあまり媒体やエージェントに使う資金がないこと、採用に極力失敗したくないことからリファラル採用を好む傾向があります。
また、ミドル以降のスタートアップでは紹介するとリファラルで紹介されたりしたりすると報酬があったりするケースもあります。
デメリットとしては知人から紹介された企業が必ずしもマッチするとは限らないということです。
そのため、ミスマッチだった場合に気まずくなったり、紹介してくれた知人に申し訳なくなったりする可能性があります。
また、リファラルは相手にもメリットがある場合もあるため、本当に自分の意思でジョインしたいかを決めるようにしましょう。
副業から本業としてスイッチする
できるだけミスマッチを避けつつ、働いてみたい企業が副業を募集している場合には有効な手段です。
アーリー期のスタートアップであれば、大企業の優秀な人材に協力してほしい状況なので、比較的平日朝夜、休日稼働でOKしてくれる印象です。一方で、ミドル以上だと上場に向けて動いていたりするため、企業体制を整えていることもあり、ビジネスタイムでの稼働を求められることが多く、フリーランスから正社員になりたい方には特におすすめです。
いずれにせよ副業として仕事をできるため、信頼関係を構築してからのジョインとなるため、安心して働き始めることができます。
また、副業でのメリットは個人事業主の事業所得として報酬を受け取ることができれば、節税や個人事業主としての経験値も積むことができます。
他にも副業については色々メリットがありますが本題から逸れるのでまた別の記事で紹介しようと思います!
デメリットとしては副業を募集してくれている求人に限られるということ、ジョインまで一定時間がかかること、副業期間中には本業と合わせて稼動する必要があるため、多忙になるということあたりです。
エージェントに紹介してもらう
エージェントに紹介してもらう方法は初めてスタートアップの業界に飛び込む時におすすめです。
私としては本業で働く企業を大企業→ミドルスタートアップ→アーリースタートアップと徐々にサイズダウンしていくのがスタートアップでキャリアを歩む上でスムーズだと思うので、大企業からミドルへの転職時に特におすすめです。
ある程度の規模のスタートアップ企業であればエージェントとの繋がりもあり、おすすめを紹介してくれたり、条件交渉をしてくれたりするのでおすすめです。
一方エージェントと応募者側の信頼関係も大事なので、自分勝手なエージェントを掴んでしまうと条件や転職先を見誤ってしまう可能性もあるのでご注意ください。
ちなみにビズリーチ等のサイトで個別に良さそうなエージェントを見つけて連絡するのがおすすめです。
まとめ
本記事では転職活動の進め方についてとスタートアップへの転職方法についてご紹介しました。
私も何度か転職活動や知人の転職活動を手伝った経験も踏まえてスタートアップへの転職方法やそれぞれの方法のメリット、デメリットについて説明してみたので、今後の活動のご参考にしていただければと思います。
皆さんがスタートアップに踏み出すきっかけになり、日本のスタートアップが成長し、産業が少しでも盛り上げるのに貢献できたら幸いです!
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